|
2019年08月16日
|
|
契約や消費に関する相談を受け付けている国民生活
|
契約や消費に関する相談を受け付けている国民生活センターには、毎年大量の中古車がらみの金銭的なトラブル、取引上の不信感といった相談が相次いでいます。
近年はとくに売却(買取)絡みの電話が右肩上がりに増えています。
例えば一括査定サービスを使ったところ、断っても執拗に営業電話が来て困っている、居座られて契約をせざるを得なかったなどです。
おかしいなと思ったら、消費問題に詳しいプロなどに話してみることをお勧めします。
プロの腕前の査定士にはいい加減な嘘をついても瞬時に分かるので止めた方が良いでしょう。
修理歴のある車だったり事故を起こしたことがある車なのに、低く査定されるのを恐れてでまかせを言っても確認すれば判明します。
さらに、嘘をついたことが原因で査定担当者と信頼関係を築こうとしてももう手遅れです。
でまかせを言ったことが原因で、査定額は厳しくなるかもしれないことが存分に考えられるので、売却予定の車の状態については正直に話した方が良いのです。
買取依頼時に車に傷があったりすると、査定金額は下がってしまうのが一般的です。
でも、傷を直した状態で買取に出すのも得策とはいえません。
修理店に修復に出したとしても修理費用で足が出るくらいでしょうし、自分で修復してしまうと却って査定額が下がってしまうケースは容易に想像できます。
何とかカバーしようと考えるのではなく、現状のままで査定に出す方がよろしいでしょう。
一社や二社ではなくて複数の中古車買取店舗に買取査定を依頼してから売る店を絞り込んでいくのが、なるべく高く車を売却する上で注意することのひとつと言えます。
複数の業者に同時刻に見積もりに来てもらうよう手配して、みなが査定額を競争せざるを得ない状況を作り出すのも自分にとって有利になる手段です。
数社に価格競争させるのは意外に良くあることですから、査定スタッフに気兼ねする必要などないのです。
それから話は変わりますが、いざ契約となった時には売買にあたって契約書の全文を充分に読むことが重要になってくるでしょう。
年度末で商戦華やかな3月と、真夏の酷暑が終わるとまだボーナスの影響が残る9月は自動車の販売は好調です。
店側はこの時機を逃さずもっと売りたいと思うものです。
ですから査定金額も自然と上向きになります。
売却を漠然と考えているのであれば、狙い目なのがこのシーズンでしょう。
それと、4月は決算の翌月で販売も一山超えたところで、査定価格も最も低くなる頃なので売却はお薦めできません。
|
|
トラックバック( 0 ) コメント( 0 )
|
|
|
|
|
|
|
|